新年あけましておめでとうございます。 皆さまにおかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
コロナの影響で2021年は思いがけないスピードでテクノロジーが日常に浸透し、世界のあらゆる事象、経済活動、人々の生活に深く関与し、不可逆的かつ支配的な存在として影響力を強めた年となりました。
過去四半世紀にわたり世界経済を牽引してきたインターネットですら古いものとなった今、注目されているのが「インターネットの外」、つまりリアルかつシリアスな産業領域となります。
この次のフロンティアをDX(デジタルトランスフォーメーション)によって再定義できるかがこれからの競争領域であり、様々なステークホルダーの利害調整が求められるレガシー産業においても、いよいよ変革の最終章が訪れていると感じています。
特に世界の資本が注がれている二大産業の一つがモビリティであり、この新モビリティ産業の勃興によって、自動車メーカーはもとい、パーツやリース、保険等を含むアフターマーケットの周辺産業にまで破壊的イノベーションの波が波及すると言われています。
このようなDXによる変革の激流に最も適した組織形態が、成功するまでの失敗をマネージしながらスピード感を持って環境変化に適応できるスタートアップであり、秀でた専門領域を持つ多様な人材やパートナー企業と共にイノベーションを牽引できるプロジェクトベースの協働プラットフォームであるとの確信を深めています。
グループとしては、EVアフターマーケット振興社を通してカーボンニュートラルやクリーンエネルギーなどによって加速しているEVシフトへの世界的潮流にも迅速に対応するとともに、安全な自動車社会の維持・発展に寄与してきた自動車整備工場への自動車整備補助金助成金振興社による財務コンサルティングや、深刻な業界課題となっている事業承継に対してのオートアフターマーケットM&Aセンターによるサポート業務も本格化していく方針としています。
ファインピースでは創業当初より一貫して、日本発のグローバルスタートアップとして、国際的な視点を軸に戦略的提携・協業を推進し、世界で戦い勝てるブランドの構築を目指していまいりました。
2022年は、グローバルに展開への本格的な一歩を踏み出すべく「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の促進と、時代に適した製品を業界に先駆けて提供するための「R&D」にリソースを集中いたします。
また、世界と伍し成長をドライブできるマネジメント人材の拡充や、グローバル水準の技術や情報を提供できる専門家とのパートナーシップを広げていくため、ダイバーシティ&インクルージョンの推進や新制度の構築を推進いたします。
世界をより良い方向に変えていく「気概」と、社会をブレイクスルーするための「起業家精神」を持ち勇往邁進する所存でございます。本年も皆様の変わらぬご支援・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
令和4年1月1日 ファインピース株式会社 代表取締役CEO 木下 寛士
<グループ企業・団体> カスタマークラウド株式会社 エフディエム株式会社 ドリビジョンジャパン株式会社 自動車整備補助金助成金振興社 EVアフターマーケット振興社 オートアフターマーケットM&Aセンター オートアフターマーケット再興戦略基盤
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